「学生のうちに起業をしてみたい」「でも具体的な起業の仕方が分からなくてまず何からすれば良いか分からない…」という悩みをお持ちではありませんか?
ホリエモンこと堀江貴文氏を始めとした、孫正義氏やfacebookの創業者で知られるマーク・ザッカーバーグ氏などの活躍を見ていると、学生のうちに起業しておくことがカッコよく映りますよね。
では結局、起業するためには具体的に何から始めたら良いのでしょうか?
今回は起業の仕方を、メリットやデメリットなどと合わせて解説していきます。起業しようか悩んでいる学生さんは、ぜひ最後まで読んでくださいね。
なぜ学生で起業するの?
なぜみんなリスクを取って起業するのでしょうか?それはリスクに見合った大きなリターンが見込め、波の大きい人生を過ごせるからでしょう。
筆者も起業経験がありますが、起業をすると自己管理能力や熱量を始めとした様々な要素を求められます。しかしその分、自身の裁量で働いていけるので場所や時間に融通が効き、自由な働きが実現できます。
また、起業するという能力を持っていれば、趣味や特技を仕事化することもできます。
- お金や時間が欲しいなど、欲求に正直な人
- 好きなことを仕事にしていきたい人
- 人間関係に縛られたく無い人
などの要素が当てはまる方は、起業という選択肢を選ぶと良いでしょう。
そもそも学生で起業ってスキルがなくてもできるの?
「起業って何か特別なスキルや才能が無いとできないんじゃ・・・?」と思ってしまう気持ちも、わかります。筆者も最初はそう思っていました。
しかし実際のところは単なる思い込みにすぎず、特別なスキルがなくても学生のうちに起業することは可能です。
そもそも起業とは、「新しく自身で事業を起こす」ことですから、必ずしもあなたが特別なスキルを持っている必要はありません。
特別なスキルが必要とされない事業を営むこともできますし、スキルを持っている人と手を組めば尚更、あなたができる必要は無いのです。
学生のうちに起業しておくメリット

学生の為の資金調達法がある
学生で起業する人の為の助成金や補助金制度もありますし、ビジネスコンテストなども存在します。入賞するだけで10万円〜100万円ほどの賞金が出たり、そのままメンターが付いてくれる制度も。
かかる資金が比較的少ない
起業すると考えるとかなりの借金を抱えるんじゃないか…という心配もありますが、そもそも学生だと大きく借りることもできないので、必然的にリスクは低めです。
また、養う家族がいたりとか最初からオフィスを構えたりするわけでもなければ、固定費も少なくて済みます。「毎月出ていくお金が少ない」というのは非常に大きいメリットと言えるでしょう。
時間と体力がある
社会人になってから起業できない人のほとんどは、「もうそんな体力は残っていない」「貧乏に耐えられない」「本業で忙しい」「家族を養わないといけない」などのデメリットを抱えてしまうことが多いです。
筆者も社会人から、よくこういったお悩みを聞いています。今できなかったら社会人になってもできないという前提で、学生のうちに思い切りチャレンジしてみましょう。
学生のうちに起業しておくデメリット

友人が減ってしまう
一般的な大学生と言えば、キャンパスライフを友人と満喫し、サークル活動や飲み会などのアクティビティに勤しんでいますよね。
学生のうちに起業すると、時間的にもどうしてもその輪についていけなくなりますし、経験する出来事が全く異なるのでだんだんと会話の内容も噛み合わなくなっていきます。
学生起業とは一般的には通らない道です。今後の人生において素晴らしい経験になりますが、そのリスクとして周りから後ろ指を指され、良くも悪くも異端となる覚悟はしておくべきでしょう。
信用を獲得しづらい
最初はどうしても実績もありません。学生という身分も、とてもじゃないですが仕事を獲得するという側面において有利に働くことも少ないでしょう。
また、同じく資金調達にも苦労すると言えますが…むしろ、資金を調達できない制限から大きな失敗を抱え込まないで済むメリットと捉えても良いですね。
学業との両立ができない
筆者もよく聞くケースとしては、そのまま起業にのめり込んでからというものの大学に行かなくなり、そのまま中退してしまうケースです。
起業で一度上手くいくと「就職やその為の大卒の資格も要らないかな」という学生も現れるので注意が必要ですね。
学生起業の仕方①:小さく始める

どんな業種にしろ、まずは小さく始めてみましょう。規模を小さくして起業することで、「本当にその事業にニーズがあったのか?」をリスクの低い段階で検証することが可能です。
最初のビジネスで、軍資金◯百万円でアプリ開発して…などはあまりオススメできません。ビジネスに失敗はつきものですが、流石に最初の失敗としては再起不能になるリスクが高すぎる為です。
ビジネスにおいての失敗は、次の成功への布石です。しかし一度の失敗で潰れてしまっては元も子もないですよね。
学生起業の仕方②:事業テーマの設定
それでは、起業の仕方を解説していきます。まず一番最初にすべきなのは、「目的と事業テーマの設定」です。
目的とは、あなたが起業をする目的です。ただお金を稼げれば良いのであれば、『世の中に需要のあるビジネス』を。得意や好きを仕事にしたいのであれば、『自分のスキルをお金にする為のビジネス』を。
それぞれ目的ベースに、事業テーマを選定していきます。ここがブレてしまうと『お金は稼げてもつまらなくて辞めてしまう』『お金にならなくてせっかくの趣味や特技が嫌いになる』などの不幸が発生します。
学生起業の仕方③:リサーチしてアイデアを形にする

起業をする際には、需要を徹底的に調べましょう。大学の講義で受けるような、大規模なことをする必要はありません。
ただ「〇〇がなくて困っている」「〇〇を代わりにやってくれる人がいないか」などを始めとしたニーズに応えれば、それでビジネスは生まれていきます。
例えば、「ダイエットの方法が分からない」「プログラミングの案件が中々取れない」「代わりに売ってくれる人がいない」など、世の中の負の側面にアンテナを貼ることを意識しましょう。
学生起業の仕方④:集客媒体を作成する
あなたのやっていく事業が確定したら、集客媒体を作成しましょう。今ではSNSが無料で始められますし、HPはペライチやWixなどで、無料で作成することができます。
売り上げが立つようであれば、その売り上げからお金を投じて、実際のwebサイト制作やアプリケーション開発に移っても良いでしょう。
しかしここで売り上げが立たないようであれば、事業投資する前に撤退することも可能です。その場合失うのは時間だけですので、また再挑戦することができます。
学生起業の仕方⑤:セールスして案件を取っていく
事業も決定し、集客媒体も育てていけているならば、最後はセールスです。
あのAppleも、看板商品のMacを開発した当初はやはり、地道に会社にセールスをかけていき着実に魅力を訴えながら売って行ったそうです。
起業においてセールスは非常に大きな役割を果たします。出会った相手の問題を洗い出し、価値を提供する力があればそれだけで食べていけると言っても過言ではありません。
学生起業の仕方まとめ
今回は学生の起業の仕方について解説しました。今回の内容をまとめると、
- 小さく始めるのが重要
- 事業テーマを設定する
- リサーチしてアイデアを形にする
- 集客媒体を低コストで作成する
- セールスして売り上げを立てていく
以上になります。どんなビジネスをやるにしても、あなたが学生でこれから起業をするならば絶対に頭の中に入れておいてくださいね。
これを基に、ぜひあなたの得意分野、もしくは世の中のニーズを的確に当てて起業してみてはいかがでしょうか?最後まで読んでいただきありがとうございました。