授業に出て、バイトして、遊ぶを繰り返す人が多い学生時代に、自分だけ起業するってめちゃくちゃかっこいいですよね!!
昔と違って今はネットのツールもたくさん揃っていて、ビジネスモデルもたくさんあり、初期費用0円で事業を始める事だって可能です。
なので、学生さんの中に「一度起業してみたいなぁ」って思った事がある人もいると思います。
今回は、そう思ったことのある学生さんの為に「学生が起業する方法」を解説してみました。興味があれば、ぜひ最後まで読んで今日から何か行動してみてください!!
起業とは
では、そもそもここで言う「起業」ってどういう意味なんでしょうか?なにをすれば、起業したといえるのでしょうか。
意識高い系大学生が「俺は、将来起業するから」ってよく言ってますが、その人もそれを聞いてる人も「実際、起業って何なんだ?」って思ってることも多そうですよね。
「起業」
新しく、ある事業を起こすこと。事業を始めること。創業。
引用:起業(コトバンク)
起業とは新しく事業を起こす事。じゃ、事業ってなんやねんってなりますね。事業の意味は「仕事」です。だから、誰かに価値を提供し、対価としてお金をもらえば事業です。
正式に会社を持っていなくても、事務所を持っていなくても、何か一つビジネスを始めればそれは起業なのかなって思います。
アルバイトや就職といった、すでにある企業(事業)に勤める事とは一線を画し、企業(事業)そのものを0から作っちゃおうっていうのが起業です。
「起業は目的ではなく手段」

この言葉、よく聞きますよね。これはまさに先ほど説明した起業という言葉の意味を考えれば、起業する事が目的ではなくて、目的を達成するために起業をするということがわかります。
「起業」
新しく、ある事業を起こすこと。事業を始めること。創業。
引用:起業(コトバンク)
起業は事業を始める事にすぎません。その起業で何を得るのか、何を成し遂げるのか、どんな価値を社会に貢献していくのか、それが一番重要となります。
特に学生さんは「起業ってなんかかっこいい」っていう気持ちで「起業する」と口にしがちです。それはまさに起業が手段でなく目的になってるパターンです。今一度「〇〇したいから起業する」の〇〇を考えましょう。
学生が起業するメリット①リスクが少ない
今の時代、起業はノーリスクで始められるといえど片手間で始めて成功するほど、簡単ではありません。
なので、現会社員の方が起業するとなったらまず間違いなく会社をやめて、その事業にフルコミットだ!!となる方が多いです。ですが、その事業が結局うまくいかずにただ無職になっただけというリスクがあります。

ですが、学生には「休学」「留年」という選択肢があります。それを使えば、事業にフルコミットするだけの時間は作ることができます。
事業が上手くいかなければ、復学して就活を始めて就職すればいいんです。むしろ、起業という挑戦をしたことは就活で評価されやすいです。失敗したら、大変な社会人に比べてめちゃくちゃ大きな強みになります。
学生が起業するメリット②応援してもらえる
「学生時代に起業する」なんて挑戦をした人は中々いません。あなたの人間性が清らかであれば、周りの人は応援してくれるでしょう。
会社員だと会社側にとっては従業員を失うこととなりますし、そもそも副業は禁止にしているところもあります。会社を辞めて自分で事業をするという社員を全力で応援してくれる会社は、多いわけではないと思います。
また、学生という肩書を利用して色んな社長さんに話を聞きに行けばその気概が認められて応援してくれるなんてこともあるかもしれません。
学生が起業するデメリット①お金が少ない

ここまで学生が起業するメリットを話してきましたが、ここからはちゃんとデメリットにも触れていきましょう。
今の時代、資金ゼロで何か事業を始める事は可能です。スキルをネット上で販売するプラットフォームはたくさんあるので、ネット上で渡せる商品ならお金は一切かかりません。
ですが、事業で大きい利益を出すためには事業を拡大していく必要があります。その時に大きいお金をかけることができれば、一気に収益が出る可能性が高まります。
お金のない学生は「収益を出す⇒利益を事業拡大に回す」を繰り返していく必要があるのでスピード感が落ちます。ですが、それはクラウドファンディングや投資家から出資などで資金を獲得することが可能です。
学生が起業するデメリット②危ない話が大量に近寄ってくる
これを読んでいるあなたがTwitterアカウントを持っていて、少し「起業」「ビジネス」に興味があるってツイートをしたことがあれば、「起業に興味ありませんか?」というDMが来たことがあると思います。
その中には起業したいあなたの為になる連絡もあれば、高い入会金を取られ搾取されて終わる場合があります。
彼らは口が上手く、学生は警戒心が弱くてノリがいいので騙されやすいです。起業を考えているのなら、頭をフル回転させそういう甘い話に乗らないように気をつけましょう。
学生が起業・ビジネスを始める為には

学生が起業するメリット・デメリットを理解したうえで「じゃ、実際にどうやって学生の内に起業するの?」を解説していこうと思います。
起業の定義は「個人事業主になる」「法人化する」など様々です。学生、社会人違いはありません。ですが、それはあくまでも形式的な話。
個人的には、自分で0⇒1で収益を生み出したら、事業を起こした=起業なんじゃないかと思ってます。なのでこの記事では「収益を出す事業を作る為にはどう動いていけばいいのか」を解説していきます。
学生が起業する方法①学生起業サークルに所属する
色んな大学には「起業サークル」「ビジネスサークル」があります(もちろん、ない所もあります)
そこでは先輩事業家がアドバイスをくれたり、同じく起業したいと考えている友達が出来たり、投資家や社長さんなどと人脈を作ることができるかもしれません。
それぞれのサークルによって活動内容は決まっていますが、学生が最も簡単に起業・ビジネスに触れることができます。全く何をやればいいかわからない人は、サークルからサクッと始めてみるのもいいかもしれません。
学生が起業する方法②起業・ビジネスコンテストに出場する
学生だけが出場できるビジネスコンテストはたくさんあります。そこでは、投資家や企業の役員さんたちが審査員をやって学生のビジネスアイデア・プランを評価します。
そこで入賞、優勝すると実際にそのプランに出資してもらえたり、顧問としてサポートしてくれたり、オフィスをゲットできたりします。
もし、そこで結果を出すことができれば一気に起業が実現的になります。「アイデアはあるんだけど」って人は、一度ビジネスコンテスト出場を視野に入れてみるといいかもしれませんね。
学生が起業する方法③起業コミュニティ・スクールに所属する
もし大学に「起業サークル」「ビジネスサークル」がなければ、企業が運営する「起業コミュニティ・スクール」に所属するのもいいでしょう。
ただ、大学内の起業サークルは質によっては、実際に起業できなかったり、ビジネスの力は身に付かないかもしれません。

起業コミュニティ・スクールは入会金を支払う必要があるところがほとんどで、スタッフがイチから教えてくれます。
懸念点として、起業コミュニティは「起業ができる」「ビジネスができる」と謳っておきながら実際はスタッフになって新しい人を入れることでお金を稼ぐという実態のコミュニティも少なくありません。
詐欺に近いコミュニティも存在するので、最低限「契約書の有無」「契約内容」「クーリングオフ制度の説明の有無」「サポート内容」はしっかり確認しておきましょう。
学生が起業する方法④独学で起業してみる

最後は、個人事業主になる・法人化する必要が出てくるレベルの収益を出すところまで、自分で独学で稼いでいくやり方です。
実際、0⇒1を自分でやる方法は書店に行けばそれぞれのフェーズで必要な知識を得ることはできます。行動力、思考力がある人は本があればガンガン収益を出すことも全然可能だと思います。
ただ、サポートしてくれる人がいれば収益を出すスピードはもっと速くなるのは言わずもがなですよね。
まとめ
ここまで学生が起業する意味、メリット・デメリット、方法を解説してきました。一番おススメなのは、実際に起業してる人がいるコミュニティに所属することです。
- 起業サークルに所属する
- ビジネスコンテストに出場する
- 起業コミュニティ、スクールに所属する
- 独学、自力で収益を出す
この4つのどれかから始めて、自分で0⇒1を実行しある程度の売り上げがでてきたら個人事業主・法人化を検討していきましょう!!