「リモートワークを導入したいけど、社員の業務管理はどうしたら…」「何の勤怠管理ツールを使えば良いのか迷う…」などと頭を抱えてはいませんか?
リモートで仕事をするということは、社員やメンバーの仕事の管理をネット上で行わなければなりません。そんな時にあなたの会社に合った勤怠管理ツールを用いると、管理が簡単になるのです。
今回は、管理しなければならない事項とオススメの勤怠管理ツールをご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
(アイキャッチ画像出典:https://www.pexels.com/photo/woman-in-black-tank-top-sitting-on-blue-sofa-chair-3861961/)
リモートワーク(remote-work)とは

リモートワークとは、仕事場所を会社に捉われず、自宅やカフェ、コワーキングスペースなど、様々な場所で遠隔で仕事をする勤務形態のことを指します。
- リモート(remote)…遠隔で
- ワーク(work)…働く
リモートワークには、通勤・退勤時間の削減やデスクスペースや交通費などの経費削減などのメリットが沢山あります。
また、社員やメンバーが各々好きな場所で仕事することから、仕事に対するストレスが軽減し、作業効率が上がりやすくなります。
しかし、出社する場合と異なり、社員やメンバーと顔を合わす頻度が少なくなるため、勤怠管理不足に陥りやすくなることが課題として大きいでしょう。
特にリモートワークでは社員の勤怠管理が難しい

リモートワークをするにあたって、勤怠管理は特に重要な役目を担っています。
なぜなら、勤務時間と業務内容を比べることで、社員の生産性を確認できるためです。生産性を確認できれば、正確に給与を支払うことも、業務改善に着手することも可能になります。
しかし、リモートワークの場合、社員の日々の仕事状況や業務時間などに関して、口頭での会話や雰囲気などではなく、全てデータで把握するしかないため、管理が難しくなります。
その中で特にしっかり管理が必要な項目を以下にまとめました。一つずつ解説しています。
- 労働時間の管理
- 仕事状況の管理
- 仕事の進捗の管理
勤怠管理のポイント①労働時間の管理

出社する必要が無いリモートワークでは、タイムカードのような物で出社時間や退社時間を管理することが出来ません。
社員が皆、自宅で仕事を行うのであれば、カメラなどを繋いだままにして管理することが出来ますが、社員やメンバーからすると、上司や先輩に監視されている状態は心理的に良くありません。
とは言っても、業務時間の管理を個人に任せると、管理の不正や仕事への怠慢に繋がることも考えられます。そのため、業務時間や休憩時間などの管理はネットやクラウド上で行うのが得策です。
つまり、社員やメンバーの仕事量やそれにかかった時間などから正確な給与を支払うためにも、労働時間の管理がとても重要になるのです。
- 業務開始時刻
- 休憩時刻
- 業務終了時刻 など
勤怠管理のポイント②仕事状況の管理

リモートワークの場合、各社員やメンバーが今現在何の仕事をしているのかが把握できません。
管理者や責任者の立場からすると、指示していた業務にしっかり手を付けているのかが気になりますよね。このような、作業状況の管理の仕組みを導入しておかなければ、業務の遅れに気付くことも出来ないのです。
また、社員の立場から考えても、指示された業務以外の業務も同時並行で進めているため、何度もチャットや通話などで確認されるのは面倒ですし、その度に集中力が途絶えてしまうため、鬱陶しく感じるでしょう。
そのため、リモートワークの場合、今何の仕事をしているのか、今日は何の仕事をする予定なのか、などのスケジュールが管理され、共有される仕組みが必要になるのです。
- 日々の業務内容の共有
- 個々人のスケジュール
- 指示や依頼が可能な仕組み など
勤怠管理のポイント③仕事の進捗管理

出社が必要な働き方の場合、取り掛かっている業務に関する話や情報共有などは口頭の会話で行われることが多いですが、リモートで働く場合、雑談や余談が存在しないため、短絡的なやり取りが難しくなります。
また、クライアントとのミーティングや商談などの結果を共有する仕組みが無ければ、チャットや通話などで共有するしかありません。
しかし、チャットツール内では、様々な話題が飛び交うので、後から見返す際にも不便になりますし、突然の通話は受信する側のストレスや集中力低下に繋がります。
つまり、仕事を円滑に回すためにも、各仕事の状況などの確認をスムーズに行える管理システムを導入する必要があるのです。
- 取り掛かっている仕事の進捗共有
- 外部とのミーティング内容の共有
- クライアントの状況 など
リモートワークのための勤怠管理ツールを採用しよう

前述した、『労働時間の管理』『仕事状況の管理』『仕事の進捗管理』は、リモートワークには確かに必要ですが、この全てをあなたの会社の労力や人材、時間を使って、システム開発を始める必要はありません。
何故なら、既に様々な企業が勤怠管理ツールを開発・リリースしており、比較的低価格で導入することができるからです。
その中でも、今回はオススメの勤怠管理ツールをご紹介します。1つずつ解説していきます。
- ジョブカン勤怠管理
- jinjer(ジンジャー)勤怠
- AKASHI(アカシ)
リモートワークの勤怠管理ツール①『ジョブカン』
『ジョブカン勤怠管理』は、今や50,000社以上が導入している、シンプルかつ多くの便利な機能が備わっている勤怠管理ツールです。
一人あたり月200円という低価格にも関わらず、手間のかかる手作業や場所をとるデータ管理などもクラウド上で解決させることが出来ます。
- あらゆる職場に対応できる柔軟な勤怠管理
- スタッフのタスクを登録・管理
- 時間外労働を集計し超過の場合は自動アラート
- メールやチャット、電話でサポート体制も万全
- 必要な料金プランに応じて料金プランを柔軟に変更可能
【出勤管理】【シフト管理】【休暇・申請管理】【工数管理※】の4つの機能を自由に選択し、その利用機能数によって費用が異なります。
- 無料プラン:0円
- 有料プラン プラン1(利用機能数1):200円/1人
- 有料プラン プラン2(利用機能数2):300円/1人
- 有料プラン プラン3(利用機能数3):400円/1人
- 有料プラン プラン4(利用機能数4):500円/1人
※ジョブカン勤怠管理での単独利用は不可です。ジョブカンが開発している別のアプリケーションと連携することで利用可能です。
以下は、実際に『ジョブカン勤怠管理』を利用した人からの口コミです。
『ジョブカン勤怠管理』に対する評価…★★★★☆
Q.「どのようなメリットが得られましたか?」
A.「まず勤怠管理システムの基本機能はすべてといってよいほど備わっているが、驚いたのは打刻機能の多さ。IC、スマホ、ライン、指認証、etc から企業にあった打刻方法を選べるところがすごく便利だと思います。集計機能充実しているので勤怠管理がすぐできるのも便利です。」
『ジョブカン勤怠管理』に対する評価…★★★★☆
Q.「どのようなメリットが得られましたか?」
A.「利用者一人当たりの金額が安く、勤怠管理ソフト+サーバーよりも安価に勤怠管理ができることや、給与計算や労務管理のシステムと連動できること。」
Q.「どのようなビジネス課題を解決できましたか?」
「タイムカードの廃止、人による勤務時間集計作業の廃止、タイムリーな過勤務把握など。36協定にひっかかりそうな場合も事前に把握できました。」
リモートワークの勤怠管理ツール②『jinjer』
『jinjer(ジンジャー)勤怠』は、必要な管理項目のみを利用することができ、管理側の効率を大幅に改善することができる勤怠管理ツールです。
その選択できる管理項目は「人事管理」「経理管理」「給与管理」「勤怠管理」の4つから自由に選ぶことができるため、必要のない管理費を削減することが出来ます。
契約持続率も99.4%にものぼり、導入した多くの企業から満足を得られていると言えます。
参考:勤怠管理システムなら使いやすさNo.1のjinjer(ジンジャー)
- 人事データを一つにすることで、情報入力の手間を削減
- 機能が豊富なため、あらゆる就業規則や勤務形態に対応
- 使いやすさにこだわり、管理者・従業員も簡単に使用可能
- 低コストでありながらも、安心のサポート
- 従業員はスマホから完全対応されたアプリで簡単操作
- 従業員に合わせた形で有休の付与が可能
以下のプロダクトごとに料金が異なり、企業の課題に合わせて複数のプロダクトを自由に組み合わせて利用することができます。
- 人事管理:500円/1人
- 給与計算:500円/1人
- 経費管理:500円/1人
- 勤怠管理:300円/1人
以下は、実際に『jinjer勤怠』を利用した人からの口コミです。
『jinjer勤怠』に対する評価…★★★★★
Q.「どのようなメリットが得られましたか?」
A.「当社では、時差出勤制度を取り入れており、各人の出勤退勤スケジュールを、クラウド上で共有できる機能を伴った、クラウド型勤怠管理システムを探しておりました。何社かの機能を比較した結果、Jinjerのスケジュール管理が当社に合致したため、導入に至りました。同様の要望をお持ちの会社には、おすすめだと思います。」
『jinjer勤怠』に対する評価…★★★★★
Q.「どのようなメリットが得られましたか?」
A.「まず、導入するにあたって価格が安いのと、導入するまでのサポートが非常に手厚いです。また、導入時の従業員登録も、CSVファイルで一括アップロードでき、いちいち担当者に依頼しなくとも自分で作業できるので、スピード感は非常に良いです。自分でできなかった時もサポートに連絡したらすぐに対応してくれて、手厚く教えてくれました。」
Q.「どのようなビジネス課題を解決できましたか?」
A.「システムを導入する前に、現在運用している業務を簡素化すると、導入障壁が下がります。運用ルールはよりシンプルにしていくことで、導入後の運用もスムーズになりました。」
リモートワークの勤怠管理ツール③『AKASHI』
『AKASHI(アカシ)』は、10年以上前から勤怠管理サービス「Internet Time Recorder」を提供しており、長年の経験や利用者からの意見を基に開発されました。
『AKASHI』は、「勤怠管理をカンタンに そしてここちよく」をコンセプトに掲げて開発され、会社に慣れていない新入社員から、デジタルに弱い人でも、シンプルで使いやすいデザインが特徴です。
- あらゆる法改正や複雑な就業ルールに対応
- 多様な打刻方法
- 年間管理、シフト管理、工数管理
- 見やすい管理画面と安心のヘルプサポート
- 週一度の機能改善アップデート
- 労働時間、労働条件設定
※プランによっては使えない機能がありますが、プレミアムプランは全ての機能を使用することが可能です。詳しくは下の公式ページから確認をしてください。
- 初期費用:0円
- タイムレコーダー:200円/人
- スタンダード:300円/人
- プレミアム:400円/人
※上記の記載は1人あたりの費用ですが、利用人数が10人以内であっても、10人分の利用料金が発生します。
以下は、実際に『AKASHI』を利用した人からの実際の口コミです。
『AKASHI』に対する評価…★★★★☆
Q.「どのようなメリットが得られましたか?」
A.「汎用性が高く、それぞれの会社特有の状況に対応できます。それでいて設定も難しくなくわかりやすいので、システムに詳しくない総務部の人間でも導入しやすい仕組みだと思います。不明点はチャットで聞けるところもありがたいです。」
Q.「AKASHIの導入を考えている方へメッセージをお願いします。」
A.「デザインがすっきりしていて見やすくおしゃれ。
また、導入前も使用開始してからも、不明点はチャットですぐに確認できるので便利。会社独特の休暇制度や勤務形態等に対応できる汎用性の高さがよいと思います。」
『AKASHI』に対する評価…★★★★☆
Q.「どのようなビジネス課題を解決できましたか?」
A.「勤怠を一元管理できるので、透明性があり、勤務実態の把握がしっかりと出来る。アラート機能によって、入力などのミスも防げ、残業時間が多くなってしまっている事もすぐに分かる。残業時間の管理などは表計算ソフトなどで別途行っていたが、入力ミスも稀にあったため、その代わりとして、十分な機能を有していると思う。」
Q.「どのようなメリットが得られましたか?」
A.「まだ使い始めて1ヶ月も経っていませんが、課員の勤務実態を正確に把握出来る様になった事は、管理者の立場からすると、非常に良くなったと感じました。負担の多い人の業務を振り分けるなどの対策が、よりやりやすくなるかと思います。また、出勤実績を虚偽申請する人の対策にもなります。」
まとめ リモートワーク導入の際には勤怠管理の見直しが必須

今回は勤怠管理の重要性と勤怠管理に必要な3つの管理事項、そしてオススメ勤怠管理ツールを3つご紹介しました。
リモートワークを導入するにあたっては、社員の仕事の動きや作業の進捗具合などが見えづらくなってしまいます。
勤怠管理が疎かになると、社員やメンバーに対して、正確な給与を支払うことも出来ませんし、時間と成果から生産性や効率性を判断することも出来なくなります。
あなたの会社でリモートワークの導入を考えている場合は、ぜひこの記事を参考にして、勤怠管理を考え、勤怠管理ツールの採用を検討してみてください。