徹底調査!ビデオキャッシュに投稿した動画の著作権ってどうなるの?

この記事では、日本初の動画販売サイト『ビデオキャッシュ』著作権についてご紹介します。

よく『著作権』という言葉を耳にしますが、意外と著作権の詳しいところまでは知らないと言う人が多いのではないでしょうか?

ビデオキャッシュを利用する際はもちろん、著作権に関するトラブルはいつどこで起こるかわからないので、この機会にしっかりと知識を入れておきましょう。

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ビデオキャッシュの基本的な仕組み

ビデオキャッシュ 仕組み

https://www.videocash.tv/gardenia/

『ビデオキャッシュ』は、あなたが撮影した動画を売ることができる日本初の『動画売買サイト』です。ビデオキャッシュの基本的な仕組みは以下のようになっています。

ビデオキャッシュの仕組み
  1. 動画をビデオキャッシュに投稿する
  2. ビデオキャッシュの運営が、投稿された動画を審査
  3. 買い手側(企業側)メディアとの交渉
  4. 買い手側が動画を購入
  5. 動画のランクに応じて、報酬の支払い

ここで注目して欲しいのが、動画の著作権。原則として、動画がビデオキャッシュに採用された時点で、その動画の著作権はビデオキャッシュ側に移行します。

補足

ビデオキャッシュはあくまでサービス名であり、正確にはビデオキャッシュの運営会社『NEXT VISION株式会社』が著作権の移行先となります。

ただし、『ビデオキャッシュ』という名称の方がよく知られているので、当記事では権利の移行先として『NEXT VISION株式会社』のことを『ビデオキャッシュ(側)』と表記します。

また、ユーザー側のページに明記はありませんが、企業側が動画を購入した段階で、著作権は企業側に移ると考えるのが自然です。

このように、ビデオキャッシュは複雑な『著作権』に関する手続きがあります。知らないうちに著作権法違反にならないためにも、ビデオキャッシュを使う際の注意点をこの機会に押さえておきましょう。

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ビデオキャッシュに投稿した動画の著作権は?

ビデオキャッシュ 動画1

https://pixabay.com/vectors/video-template-website-youtube-1606945/

ビデオキャッシュの利用規約第14条『知的財産権』の第二項には、以下のような記述があります。(全文を掲載すると長くなるので要点をまとめます。)

ビデオキャッシュに投稿した動画の著作権について

利用者が投稿した動画がビデオキャッシュに採用された時点で、著作権がビデオキャッシュ側に移ります。

併せて利用者は著作者人格権を放棄するものとします。(この点に関しては後述します。)

つまり、ビデオキャッシュに投稿した動画が採用された時点で、その動画の著作権は全て『ビデオキャッシュ』のものになるということ。

逆にいえば、ビデオキャッシュに投稿したものの審査に通らなかった(採用されなかった)動画に関しては、引き続きユーザーが著作権を持ちます。

そもそも著作権とは?

ビデオキャッシュ 著作権

https://pixabay.com/illustrations/copyright-protection-intellectual-3360802/

著作権は『ビデオキャッシュ』の話に限らず、どんな人でも知っておいた方が良い知識なので、この機会にぜひ覚えましょう。

『作品を作った人の権利を守るため』に存在している著作権ですが、実は著作権はさらに『著作権(財産権)』『著作者人格権』という2つの権利に分類されています。

前の章で『著作権が移る』『著作者人格権を放棄する』とわざわざ言い方を変えて表記しているのは、この2つの権利に違いがあるからなんですね。

著作権(財産権)と著作者人格権の違いを知っておくだけでも、『著作権』についての理解が深まるので、ぜひ次の章も読んでみてください。

当記事内での著作権の表記について

この記事の中では、広義の意味での著作権を『著作権』、狭義の意味での著作権を『著作権(財産権)』と表記します。

『著作権』の中に『著作権(財産権)』と『著作者人格権』があるとイメージしてください。

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著作権(財産権)

著作権(財産権)は、作品の『財産的な価値』を守るための権利とイメージするとわかりやすいです。

例えば、作品をコピーしたり、一般に公開するためには、この『著作権(財産権)』を持っていなければなりません。

著作権は財産的な権利なので、著作権(財産権)所有者の合意があれば、権利を渡すことができます。ここでいうなら、動画の撮影主がビデオキャッシュ側に著作権を渡すということですね。

ちなみに、著作権(財産権)の主な権利として以下のようなものがあります。

複製権

文字通り、作品の複製に関する権利です。著作権の中で最も基本的な権利ですね。

上演権・演奏権

不特定多数の前で作品を上映したり、演奏をすることに関する権利です。

上映権

上演権、演奏権に似ていますが、上映権はDVDなどに録画した映像などを不特定多数の前で上映することに関する権利です。

公衆送信権

テレビやラジオ、インターネットといった公衆電波に作品を流すことに関する権利です。例えば、ブログなどに他人の著作物を掲載することは、この『公衆送信権』に反します。

口述権

作品を不特定多数の前で語る(口述する)ことに関する権利です。主に小説や詩などの文学作品を守るための権利と言えるでしょう。

展示権

美術品などを不特定多数の人に見せるために展示することに関する権利です。

頒布(はんぷ)権

頒布(はんぷ)とは、多くの人に品物を配り行き渡らせることを言います。つまり、頒布権は、著作物を不特定多数の人に販売したり借りたりすることに関する権利です。

頒布権が適用されるのは『映画』に関する著作物のみというのが特徴ですね。

譲渡権

譲渡権は、映画以外の著作物に適用される頒布権とイメージするとわかりやすいでしょう。

映画以外の著作物に関して、不特定多数の人に販売したり貸したりすることに関する権利が『譲渡権』です。

貸与権

貸与権は、著作物の複製物を不特定多数の人に貸し出すことに関する権利です。譲渡権との違いは、貸し出す対象が『複製されたものかどうか』です。

当然、著作権(財産権)の中には『複製権』も含まれているため、著作権の所有者以外の人が複製物を貸し出すことは、二重の意味で違反となります。

翻訳権・翻案権

翻訳権・翻案権をわかりやすく説明すると、『二次創作』に関する権利です。身近な例で言えば、小説のアニメ化・映画化などがこれに当たります。

二次創作物を作成する場合には、事前に著作権(財産権)の所有者から許可をもらう必要があるということです。

二次的著作物の利用権

二次的著作物の利用権とは、二次創作物の利用に関して原作者が所有する権利です。

例えば、『ドラえもん』の二次創作物を利用したい場合、二次創作物の著作者に加えて、『ドラえもん』の原作者からも利用の許可を受けなければいけないということになります。

著作者人格権

著作者人格権は、著作者の『人格の保護』を目的とする権利です。まず作品ではなく、著作者の保護を目的とした点が、著作権(財産権)との違いですね。

著作者人格権の最も特徴的な性質として、著作者の人格(その人自身)と結びついているため、『著作者人格権の譲渡』ができないという点が挙げられます。

著作権(財産権)を第三者に譲っても、著作者人格権はあくまで著作者に紐付けされたままというわけです。そのため、契約では基本的に『著作者人格権を行使しない』という表現が使われます。

著作者人格権の主な権利としては以下の3つがあるので、この機会に覚えておきましょう。

公表権

公表権とは、著作物を公表するかどうかや、どのような公表の仕方をするかを決定する権利です。

著作者人格権を放棄していない場合、たとえ著作権(財産権)の所持者であっても、著作者の同意なしに作品を公表することはできません。

公表権についての豆知識

著作権(財産権)を譲渡した時点で、著作権(財産権)を譲り受けた側は「作品の公表」を想定していると考えられます。

そのため実際は、著作権(財産権)の譲渡を持って、公表に同意したものと推定される場合が多いです。

氏名表示権

氏名表示権とは、著作物を公表する際に名前を公開するかや、名前を公開する場合に本名にするか・ペンネームにするかを決定する権利です。

例えば、何らかの事情で著作者が自分の名前を公表したくない場合、著作者は名前の表示を禁止したり、ペンネームでの公開にするといった選択が可能です。

同一性保持権

同一性保持権とは、著作者が著作物を他人が無断で編集することを禁止できるという権利です。

例えば、とある小説のタイトルや内容を著作者以外が編集することは、著作者の同意がない限りは違法となります。

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ビデオキャッシュに採用された動画について

上記を踏まえて、ビデオキャッシュに投稿した動画の『著作権事情』を見ていきましょう。

結論から言うと、ビデオキャッシュに採用された動画の著作権に関して、投稿者は一切の口出しができなくなります。

一例をあげると、『動画の複製(複製権)』や『動画の公開(公衆送信権)』、『動画の販売、貸与(譲渡権)』などを行う権利が無くなると言うことです。

また、権利の譲渡こそ行われないものの、『著作者人格権の権利の放棄』も利用規約に盛り込まれているため、『公表権』『氏名表示権』『同一性保持権』を主張することもできません。

ワンポイント

著作権に関する一切の権利を主張できないと聞くと、少し怖いと感じることもあるでしょう。

ですが実際には、動画の投稿時に投稿者名を記入することができたり、投稿した動画が持ち逃げされるといったことはないため、ユーザーの不利になることはほとんどありません。

この手の規約は基本的に「万が一何かトラブルが起こった時」のためのものなので、怖がらずに安心してビデオキャッシュに動画を投稿してください。

ビデオキャッシュに投稿した動画を別のサイトに投稿したい場合

youtube 投稿

https://pixabay.com/illustrations/hand-touch-you-tube-you-tube-icon-589488/

では、「ビデオキャッシュに投稿した動画を別のサイトにも投稿したい」といった事情ができた場合、どうすればいいのでしょうか?

原則として、ビデオキャッシュに投稿した画像をその他のサイトに投稿する行為は禁止されているので、無断で別サイトに動画を投稿するのはNGです。

ビデオキャッシュの公式ページでは、「ビデオキャッシュに動画を間違って投稿した場合には、問い合わせフォームから連絡してください」と明記されています。

ただし、すでに動画がメディア側に購入されている場合は取り消しも難しいと予想されるので、別サイトに投稿予定の動画は最初からビデオキャッシュに投稿しないようにしましょう。

もしも著作権に違反してしまったら?(ビデオキャッシュの場合)

ビデオキャッシュ 違法

https://pixabay.com/photos/hacker-silhouette-hack-anonymous-3342696/

万が一、ビデオキャッシュの利用規約に違反し、著作権に違反してしまったらどうなるのでしょうか?

程度にもよるので一概には言えませんが、投稿した動画によって得たコインが破棄される場合があります。また、ビデオキャッシュのサービスの利用禁止アカウント削除も考えられます。

コインって何?

ビデオキャッシュでは、投稿した動画が購入された際、動画を投稿したユーザーにコインが配布されます。(1コイン=1円)

振込申請を行うことで、所有しているコイン分の現金が振込口座に支払われるという形式になっています。

また、著作権の違反によってビデオキャッシュ側に損害が起こった場合などは、自費での補填が求められることもありますし、最悪裁判沙汰になる可能性もあります。

web+でも著作権に違反した画像1枚で10万円の賠償金を支払ったことがあります。著作権は絶対に犯さないようにしたいところですね。

動画の撮影についても著作権に留意しよう

ビデオキャッシュ プライバシー

https://pixabay.com/illustrations/security-data-backup-privacy-policy-3994239/

ここまでお話ししてきた内容は、主にユーザーとビデオキャッシュ間での著作権に関するやり取りでした。

それに加えて、投稿するコンテンツが『動画』と言うこともあり、動画の撮影時に第三者の権利を犯していないかどうかにも気を配らなければなりません。

例えば、他者が作成した未公開の著作物を動画にとって、ビデオキャッシュに投稿するといった行為は言うまでもなく著作権違反です。

また、著作権以外にも、他人の顔などプライバシーを害するような動画を撮ることは法律的にも倫理的にもNGです。投稿する動画内容に『権利の侵害』がないかも留意してくださいね。

ビデオキャッシュに投稿した動画の著作権 まとめ

今回は、ビデオキャッシュに関係する『著作権』についてご紹介しました。

著作権という言葉自体は、至る所で耳にしますが、その実『著作権(財産権)』と『著作者人格権』という2つの権利に分かれていることまでは知らなかったのではないでしょうか?

『動画』という著作物を扱うビデオキャッシュの利用時はもちろん、どんなサービスを使うにしても著作権はしっかり意識しておきたいところですね。

色々と脅すような内容も書きましたが、基本的に当たり前のことを当たり前に守っていれば、大ごとになるようなことはほとんどないので、安心してください!

ビデオキャッシュ 著作権

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