コピーライターが文章を書くことを仕事にしてはいけない理由とは?

コピーライターが文章を書くことを仕事にしてはいけない理由とは?

今回は、すでにコピーライターとして仕事をしている人、またはこれからコピーライターを目指す人に知って欲しいコピーライターの真実をご紹介します。

コピーライターは、文章を書く仕事ではありません。もしもこの言葉に「え?」と疑問を思った人は、必ず今回の記事を最後まで読んでください。

コピーライターは文章を書く仕事だと”思い込んでいる人”は、遠くない未来にコピーライターとして生きていくのは苦しくなります。

最後まで読めば、コピーライターは文章を書く仕事ではなく、○○をする仕事であることを納得してもらることでしょう。

コピーライター生命にかかわるので、必ず最後までしっかり読んでください。

コピーライターとはどんな仕事?

コピーライターが文章を書くことを仕事にしてはいけない理由とは?

まずは、コピーライターとはそもそもどんな仕事をしているのか?という基本的なポイントを抑えましょう。

ここでは、一般的な「ライター」と「コピーライター」との違いを明確にするとともに、コピーライターの仕事内容について紹介します。

普通のライターとは何が違うの?

 

フリーランスでライター業をしている人は多いですが、厳密には一般的な「ライター」と「コピーライター」は異なる定義を持っています。

webライター

一般的にフリーランスのライターとして仕事をしている人に多いのは、この「webライター」です。

webライターの仕事は、ブログやサイトに載せる情報発信や価値提供のコンテンツ記事を作成することです。

よって、webライターは主に「web上で公開される価値提供のための記事」を執筆するのが主な仕事です。

コピーライター

一方でコピーライターは、商品の告知や販売などを目的とした「相手を行動させる」ための文章を執筆するのが主な仕事です。

よって、コピーライターはしばしば、セールスライターとも呼ばれます。

webライターとの一番の違いは文章の書き方でしょう。webライターの場合は、相手に分かりやすく価値のある情報を伝えることが重要になります。

コピーライターの場合は、いかに相手の感情を文章で揺さぶり、相手を行動させるかが重要です。

コピーライターとは広告を書く人のこと

コピーライターが文章を書くことを仕事にしてはいけない理由とは?

よって、コピーライターとは一言で言うと、広告の文章を書く人です。

広告の目的は、商品や自分の会社を多くの人に知ってもらい、そしてより多くの人に商品を買ってもらうことです。

広告を書くのがコピーライターの仕事なので、

◆ 商品を多くの人に知ってもらうための文章

◆ 商品を買ってもらうための文章

を書くのがコピーライターの仕事内容です。

広告にも様々な種類がある

コピーライターが文章を書くことを仕事にしてはいけない理由とは?

コピーライターは広告の文章を書くのが仕事と言いましたが、世の中には数多くの広告があります。

全ての広告について1つ1つ解説をしていると話が終わらないので、今回はフリーランスとして活動するコピーライターが請けることが多い3つの広告についてご紹介します。

キャッチコピー

コピーライターと聞くと、キャッチコピーを作る仕事というイメージを持つ人は多いでしょう。

もちろん、思わず目を惹くようなキャッチーな文章を書くのも、コピーライターの仕事です。

キャッチコピーは商品の購入を促すというよりも、主に商品を多くの人に認知してもらうことが目的です。よって、思わず目を惹く言葉や、一度聞いたら頭に残るような文章を作ることが求められます。

キャッチコピーを作成する有名なコピーライターに、糸井重里がいます。もののけ姫のキャッチコピーである「生きろ。」や、西武百貨店の「おいしい生活。」などが、キャッチコピーの代表例です

LP(ライティングページ)・セールスレター

コピーライターが扱うもう1つの広告に、LPやセールスレターという「商品の購入を促す」ためのものがあります。

前述したキャッチコピーが「認知度」を高めるための文章だとしたら、LPやセールスレターは「商品の購入率」を増やすための文章です。

あなたも一度はネット上で、上から下までズラーっと文章が並ぶ長文の商品紹介ページを見たことがあるのではないでしょうか?

LPやセールスレターでは、商品の魅力を文章で表現し、相手の感情を揺さぶり、「この商品、欲しい!」と思わせて購入を促す文章を書くスキルが求められます。

コピーライターに求められるスキルとは?

コピーライターが文章を書くことを仕事にしてはいけない理由とは?

では、コピーライターとして仕事をしていくためには、どのようなスキルが必要なのでしょうか?

ここからは、コピーライターなら最低限持っておきたいスキルや知識を紹介します。

コピーライティングスキル

コピーライターはとにかく文章を書く仕事なので、ライティングのスキルは必要不可欠です。

特に相手の感情に訴えかけて相手を行動させるためのスキルであるコピーライティング(セールスライティングとも言われる)は、コピーライターに最も必要なスキルです。

一般的なライティングスキルとの違い

コピーライターに求められるコピーライティングというスキルは、ライターの多くを占めるwebライターのライティングスキルとは毛色が異なります。

webライターに求められるのは、検索エンジンでの検索順位を上位に表示させるSEOライティングや、相手に正確に情報を伝えることを目的にしたライティングです。

一方で、コピーライティングに一番求められるのは、「相手の感情を揺さぶり、行動させる」ための文章術です。

webライティングにせよ、コピーライティングにせよ、相手に分かりやすい文章を書いたり、論理的に物事を伝えるなど、共通して重要な点も数多くあります。

しかし、読んでもらう事が重要なwebライティングと、行動(多くの場合は購入)をしてもらうことが重要なコピーライティングでは、異なったライティングのスキルも求められるのです。

コピーライティングスキルの習得法

コピーライターには、コピーライティングのスキルが必要であることが分かっても、それを修得する方法が分からなければ身に付けることができません。

コピーライティングの一番の上達法は、言うまでもなく数多くの文章を書くことです。いくらノウハウを学んでも実践をしなければ決して上達する事はありません。

しかし、そうはいってもある程度の知識は知っておくべきです。コピーライター向けの専門学校などもありますが、人並みにコピーライティングのスキルを知るだけなら、本を読むだけでも充分でしょう。

コピーライティングのスキルを解説した数多くの本のうち、これだけは読んでおきたい!という本を以下の記事で紹介しているので、これからコピーライティングを学びたい人は、まずこの5冊に目を通せばOKです

独学でコピーライティングを学ぶ際に必読のおすすめ本5選!

コミュニケーションスキル

1人で黙々と文章を書き続ける姿を想像する人には意外かもしれませんが、コピーライターにはコミュニケーション能力が必要不可欠です。

コピーライターは1人では出来ない仕事

コピーライターが文章を手掛ける広告は、当たり前ですが1人で作るものではありません。

その商品を開発した人やマーケティングの戦略を立てている人、デザイナーなど様々な立場の人と協力して作り上げるのが広告です。

よって、いくらあなたが「完璧だ!」と思う文章を作っても、それだけで良い広告が出来ることはあり得ないのです。

1つの広告に関わる多くの人と協力することによって、初めて多くの人に興味を持ってもらい、購入に繋がる広告を作ることができます。

故に、依頼主やプロジェクトメンバーとコミュニケーションを取ることは、コピーライターに求められる重要なスキルの1つなのです。

人間の行動心理の知識

キャッチコピーを作るにしても、商品の販売を目的としたページを作成するにしても、共通しているのは「相手に文章で働きかけること」になります。

よって、文章力はもちろん必要ですが、それ以上に「人への理解」が必要になります。

コピーライターは文章を書く仕事ではない

コピーライターは、一見すると文章を書くのが仕事のように思っている人は多いです。しかし、いくら良い文章を書いても、誰にも興味を持ってもらえなければ意味がありません。

つまり、コピーライターにとって文章を書くことは手段にすぎず、目的は「相手に商品を知ってもらうこと」、「商品を購入してもらうこと」でなければなりません。

よって、ライティングのスキルがどれだけ優れていようとも、相手に行動を起こしてもらえない文章を書いていてはコピーライター失格です。

コピーライターは「人を動かす」仕事

もう一度確認しておきましょう。コピーライターは「文章で人を動かす」仕事です。

どのようなときに相手は行動してくれるのか、行動したくなるのかという人間の行動心理を知り、その心理を刺激した文章を作ることがコピーライターの本質です。

よって、コピーライターたるもの、文章力以上に人の行動原理を理解することは必須事項と言えます。

コピーライターの仕事とは?

コピーライターが文章を書くことを仕事にしてはいけない理由とは?

最後にコピーライターの仕事についてまとめます。

コピーライターとは、一般的なwebライターとは違い、「相手に商品を認知させて、商品を購入してもらうための広告」を専門に執筆するライターのことを言います。

よって、ただ漫然と文章を書くのではなく、「どのような文章が相手の目を惹き、商品が欲しくなるのか」という人間の行動心理を理解することが求められます

文章を書くこと自体を目的化せず、どうすれば相手の感情を揺さぶり、商品の紹介や購入に繋げる文章を書けるのかを考え続けられる人が良いコピーライターと言えます。

もしもあなたがすでにコピーライターとして仕事をしている、またはコピーライターを目指しているのであれば、このことは常に心の片隅に意識しておくべきでしょう。