少人数・少ない資金でも成果を最大化させるテスト・マーケティングのやり方まとめ

個人や少人数でのチーム、もしくは資金がない状態で開始するスタートアップにおいて、「少ない資金で最大の成果」を出すというのは最重要の課題でしょう。

リーン・スタートアップで出現した「テストマーケティング」は、そういった「少ない資金で最大の成果」を出さなければいけないチームにぴったりの手法です。

今回は、テストマーケティングのやり方とその重要ポイントについて説明していきます。



テストマーケティングとは

テストマーケティングとは、自社の商品(コンテンツ・サービス)を限られた少数のユーザーに対して提供し、そのフィードバックを得ることで実際のユーザーの反応を得る為の手法です。

テストマーケティングによって得られる売上や成果よりも、ユーザーからのフィードバックを重視し、コンテンツの改良改善に役立て、よりユーザー評価の高いコンテンツに改良をすることが目的で行います。

リーン・スタートアップに欠かせない手法

このテストマーケティングは書籍「リーン・スタートアップ」で大々的に取り上げられた、”無駄のない起業”に必要な手法です。

コンテンツをローンチするタイミングは経営者の自由ですが、ローンチタイミングのコスト(金、労力)やローンチ後の集客・新規顧客の獲得コストを考えると、できるだけ効率の良い状態でコンテンツをローンチしたいと思うのが一般的です。

そこで、この「テストマーケティング」が役に立つということになります。

テストマーケティングのやり方

時間も資金も結果的に効率的に使うことができる「テストマーケティング」のやり方について触れていきます。

1.プロトタイプを完成させる

まずは、コンテンツのプロトタイプを作成します。プロトタイプとは、コンテンツで最も提供しようと思っているソリューションまでのフローが整っているものを指します。

デザインや細部のシステムなどは一旦取り除いて、コンテンツとして最低限必要な部分を設計します。

「リーン・スタートアップ」には、最終的なコンテンツとして”リコメンド機能”になる部分を、機械で作っていると時間がかかるためにユーザーの対応を手動で行ったという事例が存在します。

この状態でテストを行うことにより、もしかしたら不要な「リコメンド機能」を作成することに時間を割かずに済むかもしれないのです。

2.適切なフィードバックが得られる数のユーザーを確保する

プロトタイプが完成したら、フィードバックを貰うためのユーザーを集めます。

FacebookやTwitterなどのSNSでアンケート形式で行っている事も多いようです。(あくまでも、僕の主観です)

クラウドソーシングサービスなどで、お金を払ってフィードバックをもらう企業も増えてきました。

知りたい情報によって、必要な母数やターゲットは変化する

何を確認したいかによって、フィードバックを貰うべき母数やターゲットは変化します。

定量的な評価(A/Bテストなど)を行いたい場合は、母数はフィードバック1つの影響が0.1%を超える1000くらいの数が必要だと言えるでしょう。

5人中2人と5人中3人などの差は、もしかしたら偶然による差かもしれないからです。

逆に定性的な評価の場合は、自分たちも処理しきれなくなるために10人前後からのフィードバックでも構わないでしょう。

「テストしたいもの」が使われる状況が限られている場合には、ターゲットも選定しましょう。

下の記事で触れている「5段階」の内容などを参考にしていただければと思います。

破綻しないマーケティング・プランを組むための6ステップと3ポイント

アーリーアダプターの協力

一部のユーザーは、新しいものが出ると面白がって利用してくれたりします。これを「アーリーアダプター」と呼びます。

個人的な感覚ですが、アーリーアダプターの中にはエンジニアなどの割合が多いように感じます。

彼らの中には、すぐに協力してくれる方もいます。もちろんインセンティブ(何かしらのメリット)を提供した上で、協力をお願いしましょう。

3.フィードバック項目の設計

次は、フィードバック項目を設計します。ここについては、毎回フィードバックしてもらう内容が変わらないことが再重要です。

深入りしませんが、フィードバックの活用先が明確な項目も設けておくと、テストマーケティングにおいても無駄が少ないです。

定性的評価・定量的評価

ここで伝えるべきことは、定性的・定量的はどちらも必要ということです。

下のポイントにも追記しますが、「ユーザーは本当に重要なことを表現できない」為に定量