事例から見る「失敗しない」メールマーケティング。データと課題のまとめ



メールマーケティング事例

メールマーケティングによる効果を具体的に表してくれている例を紹介します。このデータは「naviplus」さんの記事を参考にしています。

国内EC売上TOP500サイトにおける「リターゲティングメール」の導入調査レポート~2016年1月版~

0.3%のメールが13.8%の売上に影響

事例から見る「失敗しない」メールマーケティング。データと課題のまとめ

(出典:naviplus)

ここに記載されているのは、リターゲティングメールによる効果です。メール配信数の0.3%を占めるのがリターゲティングメールで、メール経由の売上のシェアは13.8%だったようです。

誰から送られてきたのか

ここでは、メールは「誰から」送られてきたのはもちろん重要だと言われています。

どの企業、サービスから送られてきたのかが分からなければ、不信感を抱かれることもあるでしょう。

一時期、「開かせる」ためだけにタイトルを装ったりするなどの手法が出現しましたが、今は減っています。

どんなタイミングで送られてきたのか

もう1点で重要な事が、どんなタイミングで送られてきたのかです。naviplusさんのデータでは、ECサイトを訪れて商品をカートに入れてから購入にいたらないケースに対してメールを送るとき、1日以上遅れて配信するのが75.8%を占めていると記載されています。

例えば、自分がECサイトを訪れた時、商品をいいなと思ってカートに入れても購入しないことは結構あります。そんな時に、家についてゆっくりしている頃にメールが来たら開くこともあるでしょう。

ただ、次の日の仕事中に来たようなメールは、すぐ既読だけつけて放置してしまいます。こういった細やかな配慮が重要なのかもしれません。

パーソナルなメールによる効果

実は、僕はGUCCIで商品を購入し、その後メールを貰ったことがありました。その時は、知り合いへのプレゼントのために利用しました。

後日来たメール(1,2ヶ月後だった気がしますが)には、先日購入いただいた黒い財布(本当にこのような記載でした)は、友人は喜んでくれたかどうかなどのパーソナルな情報がメールに記載されていました。

とても、配慮がされているなという感想です。心の底から、もう1度利用したくなりました。

何を購入したか、どんな理由で購入したかまで全てしっかり明記されていたからです。

機械によるメールの限界

とはいえ、メールマーケティングを知らなかったわけではないので、「リピーター」を作る為のメールということは僕も重々承知です。

衝撃を受けたのは、このメールは機械が書いて送ったようには思えなかったからです。(実際はどうかわかりません)

本当に個人的なメールのやりとりには、人は自然と反応する例だと思います。

メールマーケティングの普及によって「機械的」なメールが増えてきたからこそ、こういったメールは大事にされるのかもしれません。

メールマーケティングの開封率

実際のところ「死んだ」と言われることの多い、メールマーケティングはどうなのでしょうか。

Email marketing statistics 2017にデータが纏めてあるので気に成る方は確認してみてください。

2016年時点で開封率は20%前後。クリック率は2%前後。

ここには、開封率は20%前後、クリック率は2%前後のデータが多いです。100人に送って2人がクリックしているのだとすると、まだメールに利用価値はあると思います。

ただ、クリック率だけで他の媒体と比較すると、10%などの数値がでる媒体もあるので「死んだ」「終わった」と表現されるのだと思います。

メールという媒体

SNS広告、リスティング広告などに比べたらクリック率の低いメールかもしれませんが、利点は別のところにあると考えます。

SNS広告やリスティング広告は、一度訪れたユーザーに再訪してもらう場合でもお金がかかることが多いです。

それに比べてメールは繰り返し連絡を取る手段としては最適です。毎回お金がかからない点もメリットでしょう。

メールマーケティングの課題

それでも、メールマーケティングには課題もあります。

到達率の問題

まずは、到達率の問題でしょう。スパムメールや迷惑メールが多くなった結果、フィルタリング機能やユーザー自身の設定によって、到達しないメールも多くなりました。

未だに業種によっては90%などの数値を確保できているので、「すぐメールは辞めよう!」というほどまで心配する必要は無いかもしれません。

それでも、Gmailにプロモーションタブが追加されたことや、無理矢理メインタブに移動させる対策をしようとするとスパム判定されることなど、徐々にPRはPR、メールはメールと分けられているイメージがあります。

これは、ネットメディアにおける広告なども似ていますね。

チャットアプリの進化

もう1つは、LINEなどのチャットアプリの進化です。企業にとってネット上での連絡手段がメールだけではなくなりました。

チャット機能を使って顧客と連絡を獲ることも可能になってきました。

これは僕のユーザーとしての意見ですが、チャットアプリはまだ「自動返信」が主になって今うが、そのうちメールと同じようなパーソナルな対応もされるのでは無いかと思っています。

メールマーケティングまとめ

個人的な感覚ですが、メールだろうとチャットだろうとやっていることは同じなのですが、メールの方が「請求書」「商品紹介」などの送信には向いていると感じています。

チャットよりも「しっかりしている感じ」がします。今後のメールマーケティングには、単なる開封率などを追うよりも、そういった使いわけがキーになるかもしれません。